サクソフォンについて ― 2009/08/26 09:06

サクソフォンという楽器は1840年代にベルギーの楽器発明家アドルフ・サックスによって考案されました。彼の名から、「サクソフォーン」と名付けられました。1846年に特許を取得しています。言ってみれば、この楽器ももともとはフルートやクラリネットなどの木管楽器と、トロンボーン、トランペットなどの金管楽器の両方の良いところを兼ね備えた楽器として、考えられたのです。屋外でも十分に響き渡る豊かな音量、フルートやオーボエに匹敵する繊細な表現など、自由自在に音を操れる楽器なのです!
だからこそ、人間に近く、多くの人に愛されているのですよ。
須川展也(サクソフォン)
だからこそ、人間に近く、多くの人に愛されているのですよ。
須川展也(サクソフォン)
カンボジアの伝統舞踊 ― 2009/08/26 10:01

近年、演奏旅行でアジア各国を訪れる機会が増えてきました。
一昨年、昨年と訪れたカンボジアもその中の国の一つです。
プノンペンで音楽祭が行われているということにも驚きでしたが、教会やロシアンカルチャセンターなどを会場にし、その意味ある内容にとても感銘を受けました。
私は、一昨年はオール近現代無伴奏リサイタルとマスタークラス、昨年はオールバロック無伴奏リサイタルに室内楽、マスタークラス等等盛り沢山の内容でしたが、カンボジアの人々のあたたかさに触れ、大変心に残る時間を過ごしました。
美しい国、人々の優しい国ではありますが、ポルポト時代の惨劇が色濃く残っており、芸術家もその時代にたくさん惨殺されています・・。
その悲劇を乗り越え、伝統的な芸術を後世に伝えていきたい、という強い想いを持つ国でもありました。
昨年音楽祭後に訪れた孤児院では、子供たちが演奏のお礼に伝統舞踊を踊ってくれました。その美しいダンスは今でも目に焼きついて、心から離れません。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)
一昨年、昨年と訪れたカンボジアもその中の国の一つです。
プノンペンで音楽祭が行われているということにも驚きでしたが、教会やロシアンカルチャセンターなどを会場にし、その意味ある内容にとても感銘を受けました。
私は、一昨年はオール近現代無伴奏リサイタルとマスタークラス、昨年はオールバロック無伴奏リサイタルに室内楽、マスタークラス等等盛り沢山の内容でしたが、カンボジアの人々のあたたかさに触れ、大変心に残る時間を過ごしました。
美しい国、人々の優しい国ではありますが、ポルポト時代の惨劇が色濃く残っており、芸術家もその時代にたくさん惨殺されています・・。
その悲劇を乗り越え、伝統的な芸術を後世に伝えていきたい、という強い想いを持つ国でもありました。
昨年音楽祭後に訪れた孤児院では、子供たちが演奏のお礼に伝統舞踊を踊ってくれました。その美しいダンスは今でも目に焼きついて、心から離れません。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)
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