中学生バンド2009/09/25 15:37

胆沢でのリハーサル。
「1812年」の最後の部分を地元の中学生のバンドのメンバーがバンダとして参加してくれているので、彼らとの合わせが最大の目的。
9月14日に前もって胆沢に伺ってリハーサルを行っているが、オーケストラと合わせるのは今日が初めてで、みんな緊張の面持ち。
まず、舞台両袖の花道に並んだ彼らの中に仙台フィルのメンバーに入ってもらって、バンダの部分を一緒に演奏する。これは効果てきめんで、プロの「音」に合わせて吹いて感覚を掴む。

さぁ、君はもう一人前だ2009/09/25 23:19

♯Nowhereという名前の少年がグラウンドに横たわる。
太陽からやって来て、この惑星に降り立った。
僕の目の前でスキップして、恥ずかしがり屋の鷲の飛翔を覗き見る。
他の人には夏が訪れた、怠けものの雲、ゆらゆら揺れる側溝。

飛騨古川音楽賞、紅白の大きなリボンを胸につけて、Toru Takemitsuさんからいただいた大切な賞。
Maestro Seiji Ozawaさんとはボストンでもなぜか日本式にお辞儀。
誰も言ってくれないから自分で言うってかぁ そうはイカの天ぷらよ。
でも本当に一人前なんかにはまだまだだと思うのは、例えばピエール=ロラン・エマールの演奏を聴く時。
それはもう音楽をはるかに超えた宇宙の真実 無限の哲学みたいな うまく言えないけど、彼の音楽会はもう音楽だけの音楽会ではない もっと先 もっとずう~っと先にある何かを教えてくれる。
音を重ねれば音楽になる、と言ったのは誰だっけ。
とんでもないね。音が無くても音楽はある。音だけなら音だけなんです。
リヨンでの共演後 エマールのご実家ご両親と

原田節(オンド・マルトノ)