下町の空気 ― 2009/09/04 12:19

今日は私の大好きな下町について書きたいと思います。
私は葛飾の下町に住んでいます。
とにかく流れる空気感が大好きで気に入って住みついてしまいました。
葛飾といえば柴又寅さんですが、柴又以外にも素敵な街がたくさんあるんです。
そしてたくさんの町工場もあり、いろんな職人さんがいらして、すごい技術が近所にあふれてるんです。
我が家の近所には染革の会社もあり、革のいい香りが風にのって運ばれてくるととても穏やかな気持ちになれます。
写真は堀切七福神といって結構おっきい七福神様でかなりのインパクトがあります。
もう一つは東京池袋、雑司が谷にある鬼子母神です。
私の母校、東京音楽大学のすぐ後ろにあるお寺です。
このあたりは池袋から歩いて15分くらいなのですが、静かな下町風情が漂う素敵な街です。
雑司が谷という街にはおいしいものも多く、私は今もよく散歩をします。
特に鬼子母神の境内には緑が多く、立派な銀杏の樹もあり、とっても落ち着く空間なのです。
よく学生の時も練習の合間に散歩に行きぼーっと過ごしていました。
心を静かにできる空間って当たり前ですが、大事ですよね!
池袋なのに梅雨の時期には、おっきいカエルが結構たくさん跳ねています!
ちなみに池袋には宮城県アンテナショップもあるんですよ!
あとは個人的に上野、谷中はよく散歩します。
皆さんもし機会がございましたら、東京のいろんな下町巡りなさってみてくださいね!!!
金子美香(メゾソプラノ)
私は葛飾の下町に住んでいます。
とにかく流れる空気感が大好きで気に入って住みついてしまいました。
葛飾といえば柴又寅さんですが、柴又以外にも素敵な街がたくさんあるんです。
そしてたくさんの町工場もあり、いろんな職人さんがいらして、すごい技術が近所にあふれてるんです。
我が家の近所には染革の会社もあり、革のいい香りが風にのって運ばれてくるととても穏やかな気持ちになれます。
写真は堀切七福神といって結構おっきい七福神様でかなりのインパクトがあります。
もう一つは東京池袋、雑司が谷にある鬼子母神です。
私の母校、東京音楽大学のすぐ後ろにあるお寺です。
このあたりは池袋から歩いて15分くらいなのですが、静かな下町風情が漂う素敵な街です。
雑司が谷という街にはおいしいものも多く、私は今もよく散歩をします。
特に鬼子母神の境内には緑が多く、立派な銀杏の樹もあり、とっても落ち着く空間なのです。
よく学生の時も練習の合間に散歩に行きぼーっと過ごしていました。
心を静かにできる空間って当たり前ですが、大事ですよね!
池袋なのに梅雨の時期には、おっきいカエルが結構たくさん跳ねています!
ちなみに池袋には宮城県アンテナショップもあるんですよ!
あとは個人的に上野、谷中はよく散歩します。
皆さんもし機会がございましたら、東京のいろんな下町巡りなさってみてくださいね!!!
金子美香(メゾソプラノ)
「蝶々」 ― 2009/09/04 12:47

ドイツ、スイス、オーストリアの3ヶ国にまたがるボーデン湖は、バラトン湖〔ハンガリー〕、レマン湖〔スイス、フランス〕に続く、ヨーロッパでは3つ目に大きい湖です。
ボーデン湖はオペラ・ファンの方々にとって、オーストリア・ブレーゲンツで行われる音楽祭でお馴染みでしょう。オペラ舞台が湖水上に設備され、街中のオペラハウスとは少し違った雰囲気を楽しめるため、常に話題になっています。
ボーデン湖北西部に浮かぶマイナウという小さな島があります。現在はスウェーデン系貴族のベルナドッテ家に所有されています。島全体が1つの公園になっていて、敷地全体に広がる花園はもちろん、ワイン畑、18世紀に建設されたバロック宮殿、孔雀がいる小動物園、イタリア風バラ園、そして蝶々館などがあり、見どころはつきません。
蝶々といえば、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」やシューマンのピアノ小品「蝶々」、グリーグの叙情小曲集「蝶々」など、音楽作品のタイトルにも多く使われるように、私たち音楽家にとっても馴染み深い存在です。
さて、たまには息抜きを、とある日ふらっとマイナウに遊びにいった時のこと。
夕方に公園に入場した私は、 先ず19時に閉館するという蝶々館に 急ぎました。
動物園のようにガラス越しに蝶々を観望する、と思い込み入館してみると・・・
なんと、80種類以上にも及ぶ様々な模様と色の蝶々が館内を自由自在に飛び回っているではないですか!
この蝶々館はドイツ一の面積を誇るそうです。大きくて立派な蘭やバナナの木、蝶々の繭まで展示されていて、繭から這い出そうとぶら下がる生まれたての蝶々も観察することが出来ます。
しかしこの蝶々館、常に湿度80−90%、気温30度近く保たれ熱帯地にでもいるような気分になり、「折角、日本の夏を避けてきたのに・・・」と汗びっしょりになりながら日本の猛暑を思わずにはいられませんでした。
河村尚子(ピアノ)
ボーデン湖はオペラ・ファンの方々にとって、オーストリア・ブレーゲンツで行われる音楽祭でお馴染みでしょう。オペラ舞台が湖水上に設備され、街中のオペラハウスとは少し違った雰囲気を楽しめるため、常に話題になっています。
ボーデン湖北西部に浮かぶマイナウという小さな島があります。現在はスウェーデン系貴族のベルナドッテ家に所有されています。島全体が1つの公園になっていて、敷地全体に広がる花園はもちろん、ワイン畑、18世紀に建設されたバロック宮殿、孔雀がいる小動物園、イタリア風バラ園、そして蝶々館などがあり、見どころはつきません。
蝶々といえば、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」やシューマンのピアノ小品「蝶々」、グリーグの叙情小曲集「蝶々」など、音楽作品のタイトルにも多く使われるように、私たち音楽家にとっても馴染み深い存在です。
さて、たまには息抜きを、とある日ふらっとマイナウに遊びにいった時のこと。
夕方に公園に入場した私は、 先ず19時に閉館するという蝶々館に 急ぎました。
動物園のようにガラス越しに蝶々を観望する、と思い込み入館してみると・・・
なんと、80種類以上にも及ぶ様々な模様と色の蝶々が館内を自由自在に飛び回っているではないですか!
この蝶々館はドイツ一の面積を誇るそうです。大きくて立派な蘭やバナナの木、蝶々の繭まで展示されていて、繭から這い出そうとぶら下がる生まれたての蝶々も観察することが出来ます。
しかしこの蝶々館、常に湿度80−90%、気温30度近く保たれ熱帯地にでもいるような気分になり、「折角、日本の夏を避けてきたのに・・・」と汗びっしょりになりながら日本の猛暑を思わずにはいられませんでした。
河村尚子(ピアノ)
運命的な再会 ― 2009/09/04 12:48

昨日は今年の旅行の話をしましたが、ちなみに去年はNYの幼なじみ親子と落ち合ってハワイに行きました。
ホントはニューヨークに行きたいところなんですが、なかなか14時間のフライトがつらい、というのがあって買い出し目的にはハワイにしてしまうことが多いのです(笑)。
いつもそうなのですが、昨年行った時も直前まで仕事責めでくたびれきっていて、現地に着いてからもすぐには気持ちを切り変えられずに居ました。そして何気に地元の情報誌に目を通していたら3cm四方ぐらいのちっちゃーい写真とHonolulu Piano Festivalの文字が。「ピアノ」という言葉には必ず反応してしまうのは常ですが、そこに写っている白人の先生らしき人がなんだか私のジュリアード時代の恩師のキャニン先生に見えて...。見れば見るほど気になってしまい、思い切ってその会場までタクシーで行って飛び込んでみたのです。そしたら。。。やはり
キャニン先生が大会場の奥の方の部屋で、公開レッスンをしているじゃないですか!!
感激とはやる気持ちを抑えながらレッスンが終わるのを待ち、うしろからポンポン、と先生の肩を叩きました。振り向いた先生はしばし固まって、「Yuko??な、なんで..?!」と驚きと困惑の顔に。本当に偶然も偶然なんです、という経緯を話して、その後も何回か会いに行って5年ぶりぐらいの奇跡的な再会を祝しました。
世界は狭い、とは言いますが、それでもこんな形で恩師に会えたことに「何かのメッセージ?」と思わせられるような運命と偶然を痛感させられた出来事でした。
さらにその時に娘が「マミー、ハワイに来て初めて笑ったね」とぽそっと言い、自分の中の“大事なこと”がピアノや自分本位なことばかりに向けられていたのでは・・・と、多いに反省もさせられました。子供ってちゃんと見てるんだなぁ。反省、反省。
三舩優子(ピアノ)
ホントはニューヨークに行きたいところなんですが、なかなか14時間のフライトがつらい、というのがあって買い出し目的にはハワイにしてしまうことが多いのです(笑)。
いつもそうなのですが、昨年行った時も直前まで仕事責めでくたびれきっていて、現地に着いてからもすぐには気持ちを切り変えられずに居ました。そして何気に地元の情報誌に目を通していたら3cm四方ぐらいのちっちゃーい写真とHonolulu Piano Festivalの文字が。「ピアノ」という言葉には必ず反応してしまうのは常ですが、そこに写っている白人の先生らしき人がなんだか私のジュリアード時代の恩師のキャニン先生に見えて...。見れば見るほど気になってしまい、思い切ってその会場までタクシーで行って飛び込んでみたのです。そしたら。。。やはり
キャニン先生が大会場の奥の方の部屋で、公開レッスンをしているじゃないですか!!
感激とはやる気持ちを抑えながらレッスンが終わるのを待ち、うしろからポンポン、と先生の肩を叩きました。振り向いた先生はしばし固まって、「Yuko??な、なんで..?!」と驚きと困惑の顔に。本当に偶然も偶然なんです、という経緯を話して、その後も何回か会いに行って5年ぶりぐらいの奇跡的な再会を祝しました。
世界は狭い、とは言いますが、それでもこんな形で恩師に会えたことに「何かのメッセージ?」と思わせられるような運命と偶然を痛感させられた出来事でした。
さらにその時に娘が「マミー、ハワイに来て初めて笑ったね」とぽそっと言い、自分の中の“大事なこと”がピアノや自分本位なことばかりに向けられていたのでは・・・と、多いに反省もさせられました。子供ってちゃんと見てるんだなぁ。反省、反省。
三舩優子(ピアノ)
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