ワイングラス2009/07/20 10:02

これは昨年イタリアへ女2人旅をしたとき、ベネチアのムラーノ島で買ったワイングラスです。

カップの部分は白と透明の細いストライプで、持ち手には18金が練り込まれています。さらにびっくりするくらい軽いのです!このグラスを手に取った時、『連れて帰ろう』と思いました。

しかし、我が家にはこのようなグラスを飾る場所がなく、普段使うグラスと一緒に食器棚に入っています……(~_~)


遠藤真理(チェロ)

雑学王2009/07/20 14:30

ファゴットの水野です。自称「雑学王」水野による楽曲紹介をさせていただきます。

 1曲目は古典派代表、今年没後200年のハイドンの作品ですが、木管五重奏の作品ではありません。当時、まだ「木管五重奏」という形態は出来ていなかったんですね。

 じゃあ、いつ、どこでだ?という話になるのですが、そこで2曲目のダンツィ(1763~1826)の登場です。ダンツィはベートーヴェンと同時代ですが「マンハイム楽派」と言われるグループで、管楽器の作品を多く書いているのです。そこで木管五重奏という形態が出来上がった、と言われています。

 さて、時代はロマン派に入りますが、今回、数少ない作品の中から選んだのがタファネル(1844~1908)の作品です。そう、フルートの教則本を書いたフランスの音楽家、タファネルです。フルートばかり活躍するんでしょ、と思われがちですが、どの楽器にも特性を生かした活躍をさせています。特に第2楽章のホルンによるメロディーは絶品です。

 では、近代に入ります。フランスの作曲家、イベール(1890~1962)に行きましょう。「三つの小品」は木管楽器奏者、木管五重奏にとって必要不可欠な作品です。一度は通る登竜門、といったところですかね。
> 最後はドイツの同時代の作曲家、ヒンデミット(1895~1963)です。メロディーは分かりやすいのですが、ハーモニーが長調でも短調でもありません。不安定な響きは二つの世界大戦の間の時代を象徴しているのかもしれません。

 当日も誰かが解説入れますからお気軽にいらっしゃってください。メディアテークでお待ちしています。

 今の不安は「お客さんがメンバーより少なかったら…」ということなんです…平日の昼間ですもん…あと、本番後、オケ本隊の本出番があるので国分町で酒飲むわけには行かないことですかね!ラーメン食べてイズミティに向かうことにします。



水野一英(仙台フィル木管五重奏団/ファゴット)